カーポートもいよいよ屋根を貼る段階になりました。
今回はポリカーボネートの波板を貼っていきます。
何年か前にも自宅にカーポートをつくったことがあって、
そのときもポリカの波板を使ってます。
以前につくったカーポートは今回のような単管パイプでなく、
木のフレームでつくってます。興味のある方はチェック!→カーポート兼作業場#01
ポリカーボネートは耐久性もあるし、扱いやすいです。
耐用年数としては7〜10年くらいといわれますが、
使用条件などにもよると思いますが、
ざっくり10〜20年くらいは大丈夫のようです。
今回は透過性のある薄いブラウンのポリカを貼ります。

材料の長さとしては10尺(3030mm)の定尺でちょうど納まるので、
カットするなどの加工もなく真物のまま貼れるので楽です。
ちなみに、定尺寸法のままの材料のことを
現場とかでは真物(まもの)といいます。
屋根材を貼る注意点としては
施工後、屋根材が風でめくれにくいようにという配慮から、
最初の一枚を風下側に貼って、
順次風上方向に貼り進めるようにします。
風下側っていわれても、
風っていろんな方向から吹くしね。
どういうことなんでしょう?という感じもしますが、
たとえば地域特有の卓越風とか、季節風とか、
海が近いなら海風とか、山が近いなら山からのふきおろしの風とか、
年間通してこっちから風が吹くこと多いな〜ってのがありますので、
そんなのを意識して施工するってことです。
なんにせよ、
適当に貼るのはよくないです。
後から飛ばされて周りに迷惑かけない意味でも
風向きも含めていろいろ考慮すべきことは多いと思います。
波板のとめ具については、
個人的には傘釘タイプのものより
ビスの方がインパクト使えて扱いやすいので、
ビスタイプのものを使いました↓


50本入りなら↓
100本入り↓
施工の注意事項みたいなのが、
ホームセンターに貼ってあったので、写真を載せておきます↓

波板の重ねしろとか、有効幅のこととか、
その他諸々、参考になりそうなホームページがありました。→こちら
さて、
あとは同じ作業の繰り返しなので、
一気に貼っていきます。
屋根材を貼るときは
風の強い日は危ないです。
なるべく穏やかな日を選んだ方がいいですね、、。


波板の貼り始め部分や貼り終えた部分は
何もしなければ垂木の小口が切りっぱなしで見えてる状態です。
奥の方は後で屋根を延長させるつもりなので、
あえてそのままにしますが、
ファサード側(建物の正面側)は見栄えも悪いので、
破風板の役目の目隠しをつけることにします。
方法はいろいろと思いますが、
ごく簡単な方法で、垂木にステンレスビスで1×4材を打ち付けました。
こんな感じ↓


キッチンカーの高さは地上からだいたい2.5mくらいなので、
屋根の一番低いところでもその高さよりは高くなってます。

なんだかんだで無事、
カーポートができました。
これでキッチンカーも雨ざらしにされることなく保管できます。
荷物や食材の出し入れも雨に濡れることなく一安心。
ここのところクラッチの調子が悪くて、
御機嫌斜めなキッチンカーでしたが、
今日は気のせいかご機嫌もよさそう。